すでに行動に移しているかもしれないが、なかなかやめられない習慣もあるだろう。
しかし、ある日突然「なんだ!そうだったのか」とはっと気づくこともある。 いきなり日のあたる部屋に転がりこんで、はじめての場所なのに懐かしく感じるようなものだ。
また、自分の意志の力で確実に成長し、ゆっくり変化が訪れることもある。 人生とは、わが家をめざす旅に似ていて、みんなつらく、長い道のりを目標に向かって進んでいく。
成熟した人間になるための変化は、必ず人生を豊かにしてくれるが、短期間で簡単にいくというものではない。 今は、旅のどのあたりだろうか。
左のチェックリストで、これまでの経過を振り返ってみよう。 みんなに受け入れられるような自分になろうとせずに、ありのままの自分を受け入れる。
疲労やストレスをためこまずに、生活のバランスをとる。 ほんとうにやりたいことをためらわずに、堂々と話す。

怒りを抑えず、自分なりに表現する。 非難されても守りにまわらず、話を聞いて相手の身になる。
人に失望することがあったら、うそをつかず、誠意をもって正直に話す。 アドバイスではなく、情報を提供する。
愛する人を救うのでなく、自力で立ち直るように励ます。 悲しんでいる人を守るのでなく、支援する。
典型的な「いい人」の場合には、新しい習慣を身につけたあとも、思わず古い癖を繰り返すことがあるだろう。 実際、私がそうだ。
だが、がっかりすることはない。 歩きはじめの小さな子供は、あちこちにぶつかって何度も転ぶが、けっしてやめようとせず、いつか歩けるようになる。
それと同じことだから、自分の進歩を感じ、独自のやり方で成長しているのだと喜んでいい。 また、同じ勘違いを繰り返しても、自分を責めることはない。
次に、同じような状況になったとき、どうしたらいいかを考えればいい。 努力するから成長できるのだ。

私の経験では、今のほうがはるかに生きているという気がするし、失敗は成功に不可欠なことも知っている。 成長を感じ、誓うことは、自分がめざしている人間になりつつある兆しだ。
さまざまなふるまい方について、定期的に見直すことも大切だ。 私は、朝、目が覚めるとすぐに、自分に向かって「完壁になる必要はないんだ」とつぶやく。
依頼を断ったり、誰かに仕事を命じなくてはならないような日は、そのことを心に言い聞かせる。 週の予定を立てるときは、必ずストレスを発散させてエネルギーを取り戻すための時間を入れ、待ちどおしくなる楽しい予定を、バランスよく組み込むようにしている。

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